みなさん、こんにちは。
毎週恒例の資産運用記録、今回は【2025年8月第2週】(8月8日時点)の投資信託の運用状況を振り返ります。
2025年も折り返しを過ぎ、マーケットは企業決算やアメリカの利下げ期待を背景に強気な動きが続いています。そんな中、私のNISA枠でコツコツ積立してきた投資信託は、今週どんな結果だったのでしょうか?
それでは、成長投資枠とつみたて投資枠に分けて、詳細を見ていきます。
当サイトでは、以下3つの投資信託をNISA枠で毎日積立しています。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(つみたてNISA)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(つみたてNISA)
- SBI・S・米国高配当株式ファンド(SCHD)(成長投資枠)
成長投資枠:SBI・S・米国高配当株式ファンドの結果
ファンド名 | 取得単価 | 基準価額 | 取得金額 | 評価額 | 評価損益 |
---|---|---|---|---|---|
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) | 9,677円 | 9,301円 | 224,800円 | 216,065円 | -8,735円 |
今週もマイナス圏での推移となり、評価損益は -8,735円 でした。前週比でも下げ幅がやや拡大しています。
なぜ下がったのか?
主な要因は以下の通りです。
- 米国の長期金利が小幅に上昇 → 高配当株の一部が売られる展開に
- エネルギーや公益セクターの軟調
- 一部の組入銘柄で決算内容が市場予想を下回る(例:通信・地方銀行株)
高配当株はディフェンシブな印象がありますが、金利上昇局面では逆風となることも。SBI・S・米国高配当株式ファンドはVYMやHDVなどの米国ETFを参考にしており、特定セクターの動向に影響を受けやすい特徴があります。
つみたて投資枠:S&P500とオルカンのパフォーマンスは?
ファンド名 | 取得単価 | 基準価額 | 取得金額 | 評価額 | 評価損益 |
---|---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 31,512円 | 33,997円 | 238,003円 | 256,772円 | +18,769円 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 26,463円 | 28,669円 | 238,005円 | 257,846円 | +19,841円 |
S&P500の強さが際立つ
米国市場では、2025年第2四半期決算が佳境を迎え、大型テック企業を中心に株価が上昇しました。特に以下の銘柄が市場を牽引しています。
- Apple:AI関連サービスへの積極投資で将来期待が高まる
- Google(Alphabet):広告収益が回復基調
- NVIDIA:データセンター向けGPU需要が引き続き好調
これらの影響でS&P500指数は週間で上昇し、当ファンドも +18,769円 の含み益となりました。
オルカン(全世界株式)は分散の力を発揮
全世界株式ファンドは、米国に加え日本株や欧州株、新興国株にも投資しています。今週は特に日本市場とインド市場の堅調さが寄与しました。
- 日本株:日経平均は38,000円台前半まで回復
- インド株:経済成長率の上方修正を背景に買いが優勢
結果として +19,841円 の含み益となり、米国偏重にならない安心感が得られています。
市場全体の動向(2025年8月第2週)
トピック | 内容 |
---|---|
米FOMC政策金利 | 金利据え置き。年内利下げの可能性が再び意識される |
日経平均株価 | 38,000円台前半まで反発 |
ドル円相場 | 1ドル=155円前後で推移。やや円高傾向 |
中国株 | 景気回復の遅れで香港ハンセン指数は軟調 |
特に、米国経済のソフトランディング期待が高まっており、世界的に株式市場は「リスクオン」の流れが続いています。
今週のまとめと所感
- 成長投資枠(SBI・S・米国高配当株式) → 調整が続きマイナス圏
- つみたてNISA枠(S&P500/オルカン) → いずれも2万円近い含み益で堅調
ポートフォリオ全体の評価額はプラスを維持しており、長期目線での運用に安心感があります。
今後の方針とひとこと
- 成長投資枠は引き続き分配金を活用して副収入を増やす
- つみたてNISA枠は毎月定額で淡々と積立継続
- 短期の値動きに振り回されず、「時間を味方につける投資」を継続
投資は「焦らず」「休まず」が基本です。マイナス局面こそ、将来のリターンの種になることもあります。これからもブレずに積立を続けていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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