【初心者さん向け】生活を豊かにする高配当株の見つけ方!

皆様おはようございます。

本日は夢の配当金生活を目指すべく、高配当株の見つけ方をご紹介します。

インデックス投資とは違い、高配当投資は難しいものであることは間違いありません。

ただし、きちんとした高配当株の銘柄を購入していけば、日々の生活を豊かにしてくれる手段になりえます。

例えば、毎月お給料とは別に1万円を得ることができれば・・・

自由に使えるお金が増えることで生活費や趣味、自己投資など様々な使い方をすることができます。

安定した配当金を得るために、本日は高配当株の見つけ方についてご紹介いたします。

これから高配当株に挑戦したい方や、過去に高配当株に挑戦して手痛い減配により高配当株への投資を止めてしまった方などのご参考になればと思います。

今回の記事では、

〇高配当株を購入する際のリスク分散
〇高配当株を見つけるための手順
〇IR BANKで見るべきポイント

以上について解説していきます。

今回ご紹介するのは日本の高配当株の見つけ方になります。

高配当の米国株なども選択肢に挙がりますが、米国の個別銘柄を選定するのは大変なので投資信託かETFにお任せしたいと思っています。

そのため、今回は日本の高配当株の見つけ方になりますので、予めご了承ください。

高配当株を購入する際のリスク分散

まずは、高配当株を購入する際のリスク分散についてです。

高配当株投資をする前の簡単な前提条件となりますので、興味のない方は見つけ方までスキップしてください。

高配当株を始める上での前提として、

1.1つの企業だけではなく複数の企業に分散して投資する。
2.ディフェンシブ銘柄と景気敏感銘柄について

以上2点の考え方が必要になりますので簡単に説明します。

1.1つの企業だけではなく複数の企業に分散して投資する。

1つ目は分散投資についてです。

高配当投資をする上で、複数の企業に分散して資金配分をすることは必須事項と言えるでしょう。

例1:例えば3つの企業に集中投資をしていて、それぞれ10万円ずつ、合計30万円の配当金を受け取っていたとします。
1つの企業が配当金を出せなくなると、今まで30万円受け取っていた配当金が20万円に減額してしまいます。

月収30万円だったお給料が20万円になったことと同義です。

生活もままならないほどのダメージですよね?

例250社に投資していた場合で、30万円の配当金を受け取っています。1つの企業が配当金を出せなくなったとしても6,000円減額なので、294,000円を配当金で受け取ることができます。

配当金が少なくなることでダメージはありますが、1つ目の例に比べると小額で済むことがわかると思います。

このように、分散した方が万が一が起こった時にダメージが少なくて済みます。

高配当株を始めたばかりの場合は難しいかもしれませんが、SBI証券や楽天証券など、1株から購入できる証券口座もありますので、小額から分散することが大切です。

2.ディフェンシブ銘柄と景気敏感銘柄について

ディフェンシブ銘柄と景気敏感株銘柄についてですが、景気に左右される銘柄かどうかです。

・ディフェンシブ銘柄は景気に左右されにくい
・景気敏感銘柄は景気の影響によりか業績が上下しやすい

ディフェンシブ株の業種としては、食品や電力・ガスなどが挙げられます。

高価だから電気を使わなくなったり、ご飯を食べなくなりません。

そのため、ある程度景気が悪くとも需要(ほしい人がいるかどうか)があります。

景気敏感株は、自動車や繊維などが挙げられます。

不景気の中では自動車を購入する方は減りますし、それらを作る素材である繊維なども使わなくなるため需要が減り、業績が下がります。

安定した配当金を得るためには、ディフェンシブ銘柄が50%以上になるように割合を決めるようにしています。

高配当株を見つけるための手順

それでは、高配当株の見つけ方についての手順を確認していきましょう。

①高配当銘柄の選別
②IR BANKで現在までの業績を確認
③企業のHPで今後の展望を確認

①高配当銘柄の選別

まずは、高配当株を選別することから始まります。

高配当特集の雑誌や投資本、YouTuberのおすすめ高配当株などから候補の銘柄を探していきます。

皆様自身で探せるという方は、「Yahooファイナンス」の配当利回りで検索して探していただくことをお勧めします。

配当利回り順に銘柄が並んでおりますので、気になる銘柄をピックアップしてください。

ピックアップした銘柄が今後も継続して安定した配当金を出してくれるかと同化を次の段階で確認します。

②IR BANKで現在までの業績を確認

気になる高配当株を厳選したら、これまで安定した業績を残しているか、配当金を出してくれているかを確認していきます。

使用するサイトは「IR BANK」です。

過去の業績等様々なデータを記載しておりますので、今回の記事で一番大切なところになります。

記載してある項目で見なければいけない項目については後述します。

③企業のHPで今後の展望を確認

これまでの業績まで問題がなければ、今後の展望について見ていきます。

今後の成長性がなければ配当金も望めないので確認します。

今後の経営戦略については、「企業名 IR」と調べるとすぐに出てきます。

HPをクリックしたら、最新の資料を確認しましょう。

企業ごとに作成している資料が異なるため最初の内は難しいですが、今後の配当金の増配についてや事業で利益を得るものなどが載っています。

体感で簡単に確認できるのはプレゼン資料です。

文字だけではなくグラフ等で記載してくれているのでわかりやすいです。

それらの資料がない場合は、決算短信などの読み時が必要になります。

IR BANKの見るべきポイントについて

ここまで高配当株を見つけるためのプロセスをご紹介しましたが、業績の確認に用いるIR BANKについて解説します。

確認する画面は、「IR BANK」→候補銘柄を入力→企業名をクリック→決算をクリック

この画面から確認していきます。

IR BANKの見るべき項目について

決算の画面になりましたら企業の業績などについて確認していきます。

IR BANKに記載されている順番で記載します。

1.売上高

売上高は企業の大きさを表しています。

業種によって「営業収益」や「収益」など色々な呼び方をしますので、売上高のことだと考えてください。

売上高が安定的な右肩上がりになっていることを確認します。

徐々に右肩上がりになっていると理想的です。

2.EPS

EPSは、1株当たりの利益のことです。

こちらも同じく右肩上がりになっているかを確認します。

3.営業利益率

営業利益率は「売上のうち、営業利益が占める割合」のことです。

営業での割合が高いほど、儲かっていると判断できます。

8%以上ですとひとまず安心です。

4.自己資本比率

 総資本(自己資本と他人資本の合計額)のうち、自己資本が占める割合のことをいいます。

会社の安全性を見る指標のひとつで、財政基盤が安定しているかどうかを見るための経営指標で、返済の必要がない資本です。

自己資本の比率が高いほど倒産しにくいです。

基準としては、40%以上あれば合格基準です。

上場企業で自己資本比率が60%を超えると、倒産のリスクは著しく低いそうです。

5.営業CF

営業CFとは営業キャッシュフローのことです。

その会社が商品やサービスを販売して得た収入から、原材料費や人件費等の費用を引いて出した現金収支が営業キャッシュフローです。

こちらは、毎年黒字であることが必要です。

過去10年間で赤字がある企業は避けた方が良いでしょう。

6.現金等

説明不要な現金等です。

こちらも長期的に増えていることを見ます。

今後の事業に投資することや万が一不景気がきても倒産に至らないといったメリットがあり、安心です。

7.一株配当

こちらは、1株保有していることでいくらの配当金を受け取れるかを示すものです。

こちらも過去に減配(配当金を減らすこと)がないことを確認します。

過去10年間に減配がないことを基準としています。

毎年増配していると更に良いです。

8.配当性向

今年の利益の内、何%を配当金に充てているかを示しています。

配当性向が30~50%を目安にしています。

例えば、配当性向が80%となると、利益の大部分を還元に充てていることになります。
企業の事業に投資をしていないことに繋がるため、成長性に疑問が残り、今後の成長性が残ります。

まとめ

本記事では、私の高配当株の見つけ方について紹介しました。

①高配当銘柄の選別(投資本、YouTube、雑誌、Yahooファイナンス等)
②IR BANKで現在までの業績を確認
③企業のHPで今後の展望を確認

上記の方法で高配当株を探しています。

これから高配当株に挑戦する方の参考になれば幸いです。

配当金を受け取ることができれば、日々の生活が少しずつ楽になっていくことを実感できると思いますので、投資の意欲も湧いてくると思います。

購入前に念入りに確認して安心して配当金を受け取っていきましょう。

それでは、本日は以上です。

ご拝読いただきありがとうございました。

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