みなさん、こんにちは。
毎週恒例の資産運用記録、今回は【2025年7月第5週】(8月1日時点)の投資信託の運用状況を振り返ります。
2025年も折り返しを過ぎ、マーケットは企業決算やアメリカの利下げ期待を背景にやや強気な動きも見られました。そんな中、私のNISA枠でコツコツ積立してきた投資信託は、今週どんな結果だったのでしょうか?
それでは、成長投資枠とつみたて投資枠に分けて、詳細を見ていきます。
当サイトでは、以下3つの投資信託をNISA枠で毎日積立しています。
・eMAXIS SLIM S&P500(NISA積立)
・eMAXIS SLIM オール・カントリー(NISA積立)
・SBI-S米国高配当株式ファンド(SCHD)(NISA成長)
成長投資枠:SBI・S・米国高配当株式ファンドの結果
ファンド名 | 取得単価 | 基準価額 | 取得金額 | 評価額 | 評価損益 |
---|---|---|---|---|---|
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) | 9,685円 | 9,435円 | 220,285円 | 214,599円 | -5,686円 |
今週もマイナスで着地となりました。評価損益は -5,686円。前週からやや調整が入り、下げに転じています。
なぜ下がったのか?
主な要因としては以下の点が挙げられます:
- 米国の長期金利がやや上昇した影響で、高配当株の一部が下落
- エネルギー・金融セクターの軟調
- 一部の銘柄で決算ミス(例:AT&Tや一部地方銀行)
高配当株は通常、ディフェンシブに思われがちですが、金利上昇局面では逆風になることも。SBI・S・米国高配当株式ファンドは、【VYM】【HDV】【SPYD】などの米国ETFをベースに運用されており、セクターの偏りも受けやすい点に注意が必要です。
つみたて投資枠:S&P500とオルカンのパフォーマンスは?
ファンド名 | 取得単価 | 基準価額 | 取得金額 | 評価額 | 評価損益 |
---|---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 31,431円 | 34,806円 | 229,502円 | 254,146円 | +24,644円 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 26,395円 | 29,103円 | 229,501円 | 253,047円 | +23,546円 |
つみたてNISA枠での投資信託は、今週も堅調に推移しています。
S&P500の強さが光る
米国市場では、2025年第2四半期の決算発表が本格化し、GAFAを中心とする大型テック企業が市場をけん引しました。たとえば、
- Apple:AI関連投資への期待
- Google(Alphabet):広告収益の回復
- NVIDIA:データセンター向けGPUの売上好調
これによりS&P500指数は堅調に上昇、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は +24,644円 の含み益となっています。
オルカン(全世界株式)は分散の力を発揮
一方、オール・カントリーも +23,546円 の含み益。米国に加えて、日本や欧州、インド株などの恩恵も受けており、バランスの良い成績を見せています。特に、アジア新興国の回復が期待されている現在、全世界株式に投資している安心感があります。
市場全体の動向(2025年7月第5週)
今週の注目トピックを簡単にまとめておきます。
トピック | 内容 |
---|---|
米FOMC政策金利 | 金利据え置き、年内利下げの可能性が再び意識される |
日経平均株価 | 8月入り後は反発基調(38,000円台前半まで回復) |
ドル円相場 | 1ドル=155円前後で推移。やや円高圧力あり |
中国株 | 景気回復鈍化が継続、香港ハンセン指数も軟調 |
特に米国のソフトランディング期待が高まる中、株式市場は「リスクオン」に傾きつつあります。投資信託の評価額が今週改善傾向にあるのも、こうした背景によるものです。
■ 今週のまとめと所感
・成長投資枠(SBI・S・米国高配当株式)は調整気味でややマイナス。
・つみたてNISA枠(S&P500/オルカン)は共に2万円超の含み益と順調。
全体としてはポートフォリオの約90%以上が含み益となっており、安心感のある推移となっています。
ただし、8月は米国の雇用統計やジャクソンホール会議、日銀の政策発表など、相場を揺さぶるイベントも控えており、引き続き「慌てず・崩れず・積立継続」の方針でいきたいと思います。
今後の方針とひとこと
- 成長投資枠は引き続き分配金は使用してお給料以外の収入を増やす
- つみたてNISAは、毎月定額で積立継続
- 相場に一喜一憂せず、地道に「時間を味方につける投資」を継続!
投資は「焦らず」「休まず」が基本
マイナスになった時こそ、チャンスが隠れていることもあります。短期の評価額に気を取られず、淡々と積み上げていきましょう。
それでは、今回は以上になります。
最後までご拝読いただきありがとうございました。
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