いまさら聞けない新NISAの内容を簡単に説明【初心者向け】

資産運用

みなさまこんにちは!
当さいとでは、2025年1月から投資初心者の私が毎日コツコツ続けている投資信託の積立や運用状況について記録しています。

今回は、投資初心者の方に向けて、新NISAについて難しい言葉を使わずにわかりやすく解説したいと思います。

内容は、2024年からスタートした「新NISA」について、「なんとなく知ってるけど、よく分からない」「いまさら聞けない……」という方向けに、基本のキからやさしくご説明します。


新NISAってそもそもなに?

NISA(ニーサ)とは、「少額投資非課税制度」のことで、株や投資信託で得た利益に対して税金がかからなくなる制度です。通常、株の売却益や配当金には約20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資すると非課税になります。

100万円の所得を得た場合に通常であれば20万円課税され、手元に残るのは80万円です。
しかし、NISA口座を使うと100万円丸々受け取ることができます。

2024年からは制度が大きくリニューアルされ、「新NISA」として生まれ変わりました。旧制度よりも使いやすく、非課税枠も大きくなっています。


新NISAの特徴はこの3つ!

  1. 非課税期間が無期限に!
     旧NISAでは最長20年でしたが、新NISAでは期間の制限がなくなりました。
  2. 非課税枠が拡大!
     年間投資枠が最大360万円、生涯非課税枠は1,800万円までと大幅にアップ。
  3. 2つの投資枠を併用可能!
     「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を合わせて使えるのが新しいポイントです。

新NISAには2つの枠がある

新NISAでは、目的に応じて以下の2つの投資枠が用意されています。

① つみたて投資枠(年間120万円まで)

・長期・積立・分散投資に向いた枠
・金融庁が認めた一定の条件を満たした投資信託が対象
・月1万円〜など少額からコツコツ始めたい人におすすめ

たとえば「SBI・V・S&P500」や「eMAXIS Slim オール・カントリー」などの低コストインデックスファンドが中心です。


② 成長投資枠(年間240万円まで)

・個別株やETF、投資信託など幅広く投資可能
・高配当株や米国株もOK(対象商品に制限あり)
・投資経験者や、リスクを取って資産を増やしたい人向け

この枠を使えば、株主優待のある日本株なども非課税で購入できます。


年間投資枠と生涯非課税枠の関係は?

区分年間の上限額主な投資対象
つみたて投資枠年間120万円インデックス型の投資信託
成長投資枠年間240万円株式・ETF・一部の投資信託
合計年間360万円

そして、生涯の非課税投資限度額は1,800万円(うち、つみたて枠は600万円まで)です。

つまり、年360万円を5年間フルで使えば、上限に達します。もちろん、余裕のある範囲で使ってOKです。


新NISAで投資できる商品・できない商品

✅ 投資できる商品(一部例)
・金融庁が認めた長期投資向け投資信託(つみたて枠)
・上場株式(日本株・米国株など)
・ETF(上場投資信託)
・REIT(不動産投資信託)

❌ 投資できない商品
・レバレッジ型・毎月分配型の投資信託(一部)
・外国為替証拠金取引(FX)
・仮想通貨(ビットコインなど)

投資初心者は、まず「つみたて枠」対象の投資信託からスタートするのが安心です。


新NISAはどんな人に向いてる?

✅ 投資初心者
✅ 将来に向けてコツコツ資産を増やしたい人
✅ 老後資金を準備したい人
✅ 税金をできるだけ抑えたい人
✅ 節約・貯金だけでは物足りない人

「まだ早いかな?」と思っている人ほど、まず少額から始めてみることをおすすめします。


よくある勘違い&注意点

❌ NISAだから絶対に儲かるわけではない

→ NISAは「税金がかからない制度」であって、元本保証ではありません。

❌ 利益が出なかったら意味がない?

→ 利益が出れば非課税、出なくても損益通算しないだけなので「損」ではありません。

❌ 毎年使わないと枠が消える?

→ 年間枠は翌年に持ち越せません。使わなかった分は消えてしまいます。


まとめ:新NISAは“使わないと損”な制度!

新NISAは、これまでよりも「柔軟で」「長く」「たくさん」投資できる制度です。特に投資初心者にとっては、非課税のメリットを最大限に活かせる絶好のチャンス。

まずはつみたて投資枠から、月1万円でも始めてみましょう。「知ってるだけ」ではなく、「使ってこそ価値がある」制度です。

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