4月7日からの株式相場もトランプ関税の影響で乱髙下する1週間でした。
日経平均だけではなく、NYダウやS&P500の指標についても例にもれず不安定な相場が続いていました。
先週の最終日4月11日には、日経平均株かは1023.42円の下落、NYダウは619.05ドルの上昇で終了しました。
積立投資を始めた方にはSNSで情報が出回っている、「損切をするべきなのか?」と悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
当ブログでも何度も考え方を示していますが、インデックス投資は10年後、20年後に資産が増えていればいいという考え方を取ります。
そのため、暴落も織り込み済みの投資となりますので、気にせず積立を続けていくことが大切になってきます。
本記事では、暴落にしっかりと巻き込まれた資産運用の結果をご報告いたしますので、積立投資を続けるための1つの要素としていただければと思います。
それでは、今週の運用結果を確認していきます。
当サイトで運用している投資信託の銘柄は以下の3つです。
・eMAXIS SLIM S&P500(NISA積立)
・eMAXIS SLIM オール・カントリー(NISA積立)
・SBI-S米国高配当株式ファンド(SCHD)(NISA成長)
それでは、2025/4/11時点の運用状況を確認していきましょう。
新NISAでの資産運用結果
今週の損益状況について見ていきます。
まずは、保有銘柄全体の損益状況になります。
・合計評価額:303,072円
・合計評価損益:マイナス50,633円
・合計評価損益率:マイナス14.32%
2025/4/11時点の運用結果です。
合計評価損益率はマイナス14.32%に下落いたしました。
リーマンショック時、1年8か月でS&P500は63.4%下落したという事例もありますので、まだまだ序の口でしょうか・・・
毎日投資にしているおかげで、下落した時にも買いませていることが若干の安心に繋がっています。
スポット買い(積立投資以外に一括で購入すること)をしようとすると、投資信託で購入する場合は購入手続きから数営業日後に購入することになります。
そのため、希望の値段で購入できないことがデメリットになるので、中々手が出せません。
日々の積立投資で平均樹徳単価を安くしながら、長期的な資産形成を目指していきます。
eMAXIS SLIM S&P500
今週もSBI証券ランキング2位のeMAXIS SLIM S&P500から見ていきます。
(2025/4/11時点)
・合計評価額:86,731円(取得金額:100,301円)
・合計評価損益:マイナス13,570円
・合計評価損益率:マイナス-13.53%
積立の金額自体が増えましたので、合計評価損益のマイナスは増えましたが、合計評価損益率は多少改善しました。
NYダウ・S&Pの指標が金曜日にプラスだったこともあり、多少の改善となりました。
アメリカの市場は楽観視できない状況が続いていますので、更に暴落の可能性があると考えながら、手堅く積立ていきます。
MAXIS SLIM オール・カントリー
続きましてSBI証券ランキング1位のeMAXIS SLIM オール・カントリーです。(2025/4/11時点)
・合計評価額:88,074円(取得金額:100,300円)
・合計評価損益:マイナス12,226円
・合計評価損益率:マイナス12.19%
全世界に分散して投資をしているオルカンですが、S&Pと同じように下落しています。
要因として、アメリカ株の割合が多いこと、トランプ関税の影響で世界的な株式市場の混乱が起こったことにあります。
世界的な下落になると分散をしても暴落は避けられませんね。
関税の停止の宣言を受けて回復するかがポイントになそうです。
SBI-S米国高配当株式ファンド(SCHD)
続きましてSBI証券ランキング5位のSBI-S米国高配当株式ファンド(SCHD)です。(2025/4/11時点)
・合計評価額:128,267円(取得金額:153,104円)
・合計評価損益:マイナス24,837円
・合計評価損益率:マイナス16.22%
こちらは評価損益率も含め損失が増えています。
もう少しで買い増し検討ラインに到達するので、購入を考えています。
ここから関税の影響によりさらに下がることが懸念されますが、感情ではなく機械的に買いませるようなルール作りが課題です。
自分のルール作りをしっかりと考えていきたいと思います。
先週のまとめ
先週の運用結果のご報告でした。
まだまだトランプ関税の影響を受け、市場への影響が続いています。
今後のトランプ大統領の発言次第で市場の動きも変わってくるほどです。
インデックス投資に関しては、市場の状況を気にせずコツコツと積立てていくことが大切です。
将来的に増額していることを見込んでの投資のため、目先の損失を気にせず積立ていきましょう。
また、毎月積立をしていたことにメリットがあると感じています。
月1回の積立を続けた場合は、トランプ関税で最も下落した日の買い増しはできませんが、毎日積立の場合はどの局面の市場でも購入することができます。
短期的に平均購入単価が安くなっているだけと感じていることもありますが、毎日投資をすることで今日の相場でも買いませたという安心感を得られると思います。
特に投資始めたばかりの方は下落しても、今日も購入していることに積立投資を続けるモチベーションになることもあると思うので、お勧めです。
それでは、今週の資産運用のご報告は以上になります。
ご拝読いただきありがとうございました。
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